活動報告

2020年4月1日

活動報告西支部活動報告「令和元年学校歯科・学術合同研修会」

令和元年10月27日(日)に学校歯科・学術合同研修会を開催しました。 
西支部の福岡市学校歯科保健活動が始まって今年度で20周年。今までに130名近くの歯科衛生士がこの事業に関わり、現在は28名で活動しています。
授業を通して、どの学年の子ども達にも「わかりやすく」「楽しく」「心に残り」「歯と口の健康に役立つ歯磨き指導」を行うのが私達の使命です。その指導内容はこれまで先輩方が作り上げてきたものを継承し、進化させながら今に繋がっていますが、まだまだ手探りの部分も多く毎回の指導を振り返ることが貴重な学びとなっています。
そこで今回は、現役の小学校教諭の方々に「子ども達の心に残る授業~伝える言葉・心・板書を学ぼう」の演題で、授業テクニックと心構えを教えて頂きました。
・子どもは大きく、動くものに興味を持つ
・字の大きさ、フォント、チョークの色使い、正しい筆順で板書する
・学年に応じた対応が必要
など具体的なポイントを学びました。子ども達があっと驚き、引きつけられ、腑に落ちる。そんな強いインパクトのある授業が子どもたちの記憶に残ることや、活気が出るディスカッションの手法も実習を通して理解することができました。学校歯科に出務する歯科衛生士の歯磨き指導の授業が、子どもたちの心に深く残り、これからの健やかな成長に繋がるならば、幸せな役割を果たしていると思います。
言葉の表現方法や媒体の見せ方や仕掛けなど少しの工夫で子ども達は目を生き生きと輝かせて、「すごい!」「うわー!」という素直な反応を返してくれます。私自身も幼い頃に学んだ記憶は、何気ない生活の中でふっと蘇ることがあります。この研修で教えて頂いたことを活かし、子どもたちの心に残る歯磨き指導を行っていきたいと思います。

最後に、この度の研修会の実施にあたり福岡市立青葉小学校の峯田明子校長、永山幸子教諭には大変ご負担をおかけしたにも関わらず、丁寧なご講義を頂き心から感謝を申し上げます。







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