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歯と口の健康作り 乳幼児編

歯がはえていない時期 目安の月齢(0~5ヶ月)

お口の中の様子

  • まだ歯ははえていませんが、はぐきの中で乳歯がぐんぐん成長しています。

お口の手入れ

  • 歯がはえていなくてもお口の中は汚れています。授乳のあとは清潔なガーゼを指に巻いて口の中を拭いてあげましょう。
  • 唾液は一日に1,5㍑も出て、いつもお口をお掃除してむし歯を予防していてくれます。よだれがいっぱい出て心配する方もおられますが、唇を閉じるようになれば口の外に出なくなります。
  • 赤ちゃんの口はすごいセンサーです。なんでもまず口にいれて試してみます。ものの大きさ、硬さ、温度、味、臭いなど色々なことを覚えます。
  • 口の周りの筋肉や感覚も刺激して、食べるための備えをすることにも なりますし、また脳を刺激して発育させます。赤ちゃんの手の届くところに口の中にいれても清潔で危なくないものをおいてあげましょう。
  • 時々歯ブラシを持たせてなれさせるのもよいことです。ただし、短くもたせて危なくないように見守ってください。

食生活 哺乳期

  • お母さんに抱かれておっぱいを飲む時間は赤ちゃんにとって一番幸せな時間です。ゆったりした気持ちで親子のふれあいを楽しみましょう。
  • 歯がはえ始める時期を目安に離乳食の準備を始めます。離乳食は食べ物の味に慣れるだけでなく、将来、何でも食べることができるようになるための訓練の時期です。
  • まずは1口から!噛む力は赤ちゃんの成長に合わせて少しずつ発達していきます。離乳食の硬さや大きさも食べやすくして噛むトレーニングをしていきましょう。

前歯がはえる時期 目安(6±2ヶ月)

お口の中の様子

  • 下の歯2本がはえてきます。
  • この頃には、最初にはえてくる永久歯の芽も顎の中で、でき始めます。

お口の手入れ

  • お乳を飲んでいるだけでも歯垢はつきます。歯がはえたら歯みがきを始めましょう。
  • このころの赤ちゃんは口の中にものをいれるのを嫌がりません。機嫌のよいときにひざに寝かせてみがき始めましょう。
  • はえたての歯はデリケートです。①歯ブラシを軽く持って②ブラシの毛先を使って③力をいれすぎないようにみがきます。赤ちゃんの表情を見ながら加減してください。
  • 下の前歯はいつも唾液で洗い流されて、むし歯にはなりにくいところですからあまり神経質にならなくてもだいじょうぶです。
  • これから次々とはえてくる乳歯を上手にお手入れできるように、お母さんの歯ブラシの練習をするつもりでスタートしてください。きっと乳歯がはえそろったときには腕前もみがかれています。

食生活 口唇食べ期

  • 食べ物を唇で取り込んで飲み込む事を覚える時期です。始めは唇を閉じる事が下手なので、食べ物が口の外に出てしまうことがありますが、上の唇を使ってだんだん上手に取り込むことができるようになってきます。
  • トロトロの状態から発達に応じてドロドロにしていきます。
  • スプーンは舌の先に少し乗せるように使いましょう。口の中に押し込んだり、上の歯ぐきにこすりつけたりしないようにしましょう。
  • 歯がはえてきたら歯医者さんに連れて行ってみませんか?「かかりつけ歯科医院」を見つけておきましょう。赤ちゃんの成長に合ったアドバイスをしてくださる歯医者さんがいいですね。

上の前歯がはえる時期 目安(7±2ヶ月)

お口の中の様子

  • 上の歯が2~4本、下の歯2本くらいはえています

お口の手入れ

  • 歯ブラシは子供用の小さめのものを使います。鉛筆を持つようにブラシを持ち1ミリくらいしか動かさないつもりでリズミカルにみがきます。
  • 細かい動きは指先でブラシの向きは手首でコントロールします。力が入り過ぎないようにようにやさしく持って動かしましょう。
  • 右と左の歯にわけて、歯と歯ぐきの境目の汚れをしっかり取りましょう。
  • 上の前歯2本の間には上唇小帯といって、唇と歯ぐきをつなぐ筋があります。ここをごしごしみがくと痛いので歯みがきを嫌いになります。ブラシを持っていない手の人差し指で筋をやさしく抑えブラシがあたらないように保護してあげましょう。唇が上にあがるのでみがく場所もよくみえます。

食生活 もぐもぐ期

  • 1日2回の離乳食に進みます。
  • ドロドロ状のものより形はあって簡単に崩れるものを喜びます。目安としては豆腐、プリン、茶碗蒸し、マッシュポテトのような滑らかなものの中に粒々の野菜やほぐした魚などが入っている感じです。
  • 粒々のあるものを舌と上あごを上手に使ってつぶすことを覚えていきます。上下の唇をしっかり閉じて横に伸ばす動きがあれば粒をつぶしている証拠です。いつまでもドロドロの食事を与えることのないようにしましょう。
  • 初めの内はもぐもぐが下手で口の外に食べ物が出てしますことがありますが、唇や舌の使い方もだんだん上手になっていきます。
  • 時々、野菜スティックなどを短く手に持たせて味や香りに慣れさせるのもいいですね。

前歯が上下はえそろう時期 目安(1歳±3ヶ月)

お口の中の様子

  • 上の歯4本、下の歯4本、前歯がはえそろいます

お口の手入れ

  • 歯ブラシを自分で持ってやりたがります。噛んでいるだけでみがけてはいないようですがブラシに慣れますし、唾液がでて口をきれいにしてくれます。
  • その後は必ず保護者が仕上げみがきをしてあげましょう。
  • ブラシを噛むとすぐ毛先は広がってしまいますので、仕上げみがき用のブラシは別にしておきましょう。
  • 上の前歯はむし歯になりやすいのでしっかりとみがきましょう。(7~9ヶ月参照)
  • この時期になると寝かせてみがかれることを嫌がる子が増えます。しかし、みがかずに汚れたままだとむし歯や歯肉炎(歯ぐきがはれる病気)になる危険性が高いので、習慣がくずれないように手早くポイントをしぼってみがきましょう。
  • 歯みがきは夜寝る前やお昼寝前が効果的ですが、余りこだわらずに機嫌のよいときにみがいてあげましょう。「一日一回はきれいにみがく」を目標にがんばりましょう。
  • 歯をみがきながらお母さんが歌を歌ったり、歯みがき絵本を読んだりと楽しい雰囲気作りも大切です。
  • 赤ちゃんは下からお母さんの顔を見ています、笑顔でみがきましょう。
  • よくできたことの誉め言葉は、歯みがき上手になる成長剤のようなものですから忘れずに!

食生活 かみかみ期

  • 舌が左右に動くようになり、歯ぐきでつぶせる硬さ(バナナのぐらいの指でつかんで少し力をいれるとつぶせる硬さ)を食べられるようになります。
  • 1日3回食になるとお乳から食事への栄養源のウエートが移ってきますので、バランスのよい食事をとることが必要です。
  • 食べ物を手でつかんで口に入れたり、自分で食べたがるようになります。赤ちゃんが自分で食べる練習をする大切な時期ですから、叱ったり止めさせたりせず見守りましょう。ビニールを敷いておくとこぼしても気にならず後片付けが簡単です。
  • いろいろな食品を食べるようになりますが、味覚の発育を妨げないためにも薄味で素材の味を生かして調理しましょう。
  • コップで飲む練習をして、食後はお茶や水を飲んで口の中をきれいにしましょう。

奥歯が出てくる時期

お口の中の様子

  • 奥歯がはえてくる、続いて犬歯がはえてくる。

お口の手入れ

  • なんでも大人の真似をしたがる時期です。食事の後は親子で歯みがきをしましょう。親が30秒で歯みがきをすると子供も真似をします。
  • 自分でしたがるときは、歯ブラシをもたせて気が済むまでみがかせます。
  • ほめてあげてから仕上げみがきをしましょう。
  • 危ないですから、口に入れたまま走ったりしないように注意しましょう。

食生活 ぱくぱく期

  • 舌が自由に動かせるようになり、歯ぐきでつぶせる硬さが食べられます。
  • 歯がはえるにしたがって噛む運動が完成してきます。
  • 奥歯がはえそろっていないので、すりつぶすことはできません。この時期にはやわらかめのものを食べさせましょう。
  • お誕生日には歯医者さんへ行きましょう。歯医者さんとのお付き合いは「お口の健康管理」が理想的!もしも、むし歯ができても小さくて痛くないうちに発見できます。

乳歯がはえそろう時期(2~3才)

お口の中の様子

  • 一番奥の臼歯がはえてきます。
  • 乳歯は全部で20本です。
  • 下の前歯が永久歯にはえ変わるのは6歳前後、一番奥の乳臼歯がはえ変わるのは11歳前後です。
  • この20本の乳歯はそれまで子供の成長を支える大切な器官です。はえ変わるまで大切にしてくださいね。

お口の手入れ

  • なんでも自分でやりたがります。でもむし歯になりやすいところはみがけません。保護者の仕上げみがきが必要です。
  • 手鏡を持たせて、歯みがきしてもらうのを見るのも効果的です。たまにはお母さんに、みがいてもらうのも喜びます。工夫して歯みがきを上手になってください。
  • 上手にうがいして吐き出せるようになったら、フッ素入りの歯みがき剤を使いましょう。

食生活

  • まだまだ舌や顎を使う訓練中です。大人と同じものを食べさせずに3才までは軟らかめに調理しましょう。
  • 間食は小さな胃袋で3回の食事では間に合わない栄養を補う大切な補食です。バランスを考えて楽しみながら食べましょう。

間食のヒント

子供は冷たいものが大好き。お砂糖をたくさん使ったアイスクリームの代わりに果物を凍らせたフルーツアイスを試してみませんか。水や牛乳もちょっとかわいい形に凍らせると、それだけで喜びます。

ただのゆで卵も殻の上から可愛い目や口を描いてみませんか?親子の会話もはずみます。皮をむくプロセスも『むけた!』『いただきま~す』の達成感を倍にしてくれますよ。そして一緒にお片付けもしてみませんか?もちろん歯みがきも・・・ね!

プレーンヨーグルトをお口に入れたとき“すっぱい”の表情を“嫌がってる”と勘違いしてストップしないでください。この可愛らしい“すっぱい”の表現を親子で楽しみましょう。

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